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林業ってどんな仕事?

私たちの奈良県には豊かな森林と長い歴史を持つ林業があります。
林業の歴史は古く約500年前より吉野林業地では、独自の育成方法によって、良質な木材を育てられてきました。
先人たちによって代々守り育ててきた豊かで質の高い森林を、次の世代へつなぐ、林業の魅力や社会的貢献度などについてご紹介します。

\注目の林業 つのポイント/

point2

初心者も安心の研修体制

体系的な研修プログラムなどを用いて
様々なスキルを習得できます。

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ワークバランスが取りやすい!

時期に合わせた働き方になるためプライベートの時間も確保しやすい環境です。

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仕事

趣味や

​家庭

Work Life Balance

林 業

安心の

研修

体制

SD

Gs

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森林を守りSDGsの目標達成に貢献

植えては育て伐り、また植えて育てる
林業は持続可能な循環型産業です。

ポイント1
ポイント2
ポイント3

林業
仕事

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自然の中で働く
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◆自然の中で働く

 大自然の中で働く林業は、春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の白銀の世界といった四季の折々の美しい風景を肌で感じることができます。また、移りゆく景色だけではなく、澄んだ空気、太陽の日差し、風のざわめき、そして動植物との出会いは、自然と共に生きる感覚を味わいながら働くことができる環境です。


 昼休憩には、仲間とコミュ二ケーションをとりながらする自然の中での昼食は格別な美味しさです。その後は、仮眠を取ったり、ひたすらのんびりしたり、好きな本を読んで過ごしたり、それぞれ好きなことをして過ごします。


 自然と触れあうことで、心身を健康に保ち、ストレスの軽減、免疫の向上などのメリットが得られます。

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◆自分の手で森を育てる達成感

 林業は、ただ木を伐るだけではなく、持続可能な森林管理を行い森林を育てるという重要な役割を担っています。
 森林を整備することで、人々の生活を支え、森林を次の世代へとつなげている、地球環境に貢献していることなど、自らの果たしている役割は大きく人々の役に立っていることを実感し理解することで、達成感、自分の存在意義やモチベーションを持って働くことができます。
 長期的な視線で、自分の仕事の成果を確認できるのは林業ならではのやりがいです。

森を育てる達成感

◆技術の向上と新しい挑戦

 林業は、先輩からのOJTや日々の経験を通して技術を磨くことができます。伐採技術や植林技術をはじめ、地形や気象条件、さらに土壌や生態系の知識なども必要となるため、日々自己研鑽が必要です。


 また、近年は、労働強度の軽減や安全対策また生産性の向上のため、林業機械の導入やドローンを活用している林業企業もあります。林業機械を扱うための資格講習や技術力向上のため研修へ参加する機会も豊富にあるため、キャリアアップが実現します。


日々の業務で身に着けた知識やスキルは、自己の成長の機会となり、自分自身のキャリアにとっても大きな財産となります。

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技術の向上と新しい挑戦

奈良林業をするリット

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◆豊かな森林資源

 奈良県は、県土の約77%を森林が占めており、恵まれた自然環境を生かして古くから林業が営まれ、国有数の優良木材の生産地として知られています。

 その中でも、吉野地域で独自の育成方法によって育まれてきたスギ・ヒノキは「吉野材」と呼ばれ日本を代表する良質な木材であり、全国的に高い評価を受けた質の高い木材です。これらの木材は年輪幅が狭く均一で美しく、耐久性にも優れているため、建築材や家具材としても人気があります。この豊かな木材資源を活用することによって、持続可能な林業を展開することが可能です。また、成熟した森林資源により、安定した木材供給が可能となります。

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豊かな森林資源
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吉野で採れる樹齢100年を超える銘木・大径材は、

現在も神社仏閣の資材などに使われています。

◆歴史と伝統のある林業

 奈良県は、日本で最も古い植林の歴史をもっています。足利末期の1500年頃、奈良県の吉野地方で初めて人の手によって木が植えられたという記録があります。大阪城や伏見城をはじめ寺社仏閣に、吉野の木が使われてきました。
 吉野林業は、歴史的な観点からも注目されており、この長い歴史の中で育まれてきた、伝統的な林業の技術とノウハウは、今日に至るまで受け継がれています。奈良の林業に携わる人にとって、歴史ある奈良の伝統に裏打ちされた林業の基盤は、奈良ならではの強みであるとともに、先人達が培ってきた知恵と技術を学び、さらに発展させていくことは極めて大きな魅力です。

歴史と伝統

◆地域との深いつながり

 就職を機に、山村部に移住した際は、地域とのつながりが必要となります。地域振興をはかるための、地域の伝統行事や消防団活動などの文化活動に関わることで、地元の方々と繋がりを持つことができます。
 また、自治体より移住支援事業制度を活用できる地域もあります。

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地域との深いつながり
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林業りがい

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森を守り、未来を作る
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◆森林を守り未来につなぐ

 林業の大きなやりがいの一つは、森林を守りながら未来を創造することにあります。森林は、地球上で重要な生態系を形成しており、私たちの生活に欠かせないものです。林業を通じて、持続可能な方法で木材を生産しつつ、森林の循環を行うことで、次世代に豊かな自然環境を引き継ぐことができます。このプロセスは、地球温暖化防止や生物多様性の保全にもつながります。また、二酸化炭素吸収や水源涵養、土壌保持、土砂崩れなどの災害防止対策となり、森林が持つ多様な機能を最大限に発揮させることで、私たちの未来を守っています。
 自らが関わった森林が成長し、ひいては地域や地球環境に貢献することは、社会的貢献度の高い仕事です。

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◆地域の産業・文化を支える

 林業は、地域に根ざした伝統的な産業の一つです。奈良県が誇る吉野杉をはじめ様々な地域ブランドの木材が生み出され、建築や家具など、様々な分野で活用されています。この木材を活用した産業は、地域経済を支える重要な基盤になっています。木工加工や木材流通など、関連産業も数多く存在し、雇用の創出にも大きく貢献しています。林業に携わることで、自分の仕事が地域の伝統を守り、発展させていく一翼を担っていると感じられることもやりがいです。

産業・文化を支える

◆自然と向き合うことで得られる学び

 林業は、常に自然と向き合う仕事です。
 四季を通じて日々変化する自然環境と対話しながら作業を進めます。気象条件、生態系の繊細なバランス、土壌の構成、自然の厳しさ、美しさを体感することにより、自然との調和を保ちながら働くことができるのもやりがいです。

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自然から学ぶ

フォレストワーカーの

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◆「フォレストワーカー」とは?

  フォレストワーカーとは、

  『Forest(森林) で Worker(働く人)』。

  『林業作業士』と呼ばれる

  「森林を守る=未来を創る」お仕事です。

◆森林の木々をお世話し管理する

フォレストワーカーの主な仕事は森林を維持管理・育てながら、

成長した樹木を伐採して木材を作ることです。
木材は建築材料や紙製品用のパルプやボード用のチップ、

燃やして電気をつくるなど…様々な用途・商品へと生まれ変わります。

木はすぐには育ちません。木材として利用可能な大きさになるまでの

何十年という長い年月を支えるのが森林の仕事です。

​ここでご紹介するのは、まだまだほんの一部ですが
フォレストワーカーのお仕事の参考にしてください。

 

林業の仕事_ならウッドジョブ(奈良・林業・森林の仕事・就職・転職・働く)
森林の木々をお世話し管理する
仕事内容

林業仕事内容

1つのサイクルに数十年以上の時間がかかります

※作業の名前をクリック&タップすると詳しくご覧いだけます。

上記以外の種類の仕事

など。

森林管理
地ごしらえ
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◆地ごしらえ

伐採した木の枝葉や残存木を整理する作業。

伐採した森林に次の苗木を植えるため、整地をする作業です。伐採の後に残った枝葉をきちんと片づけ、雑草などを刈り取り、植樹しやすいように土地を整えます。

植え付け
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◆植え付け

苗木を一定の間隔で植える作業。

地ごしらえを終えた場所に、苗木を一本ずつ丁寧に植付けていきます。また、植付けした苗木が、鹿などの動物に食べられてしまわないように周囲に防護ネットを張り巡らせて苗木を守ります。

下刈り
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◆下刈り

苗木よりも早く成長する雑草・かん木を刈る作業。

 植え付けされた苗木の成長を妨げる植物を除去する作業です。
 通常、植え付け後2年目~8年目の間に行います。
 雑草や笹がよく繁る場所では、2年目~4年目くらいの間は、年に2回くらいに行います。

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◆除伐

育成したい良い木の成長を妨げる木を伐り間引く。

植えた木が成長し、下刈り終了後、3~5年たったときに、目的樹種以外の植物を中心に、形質の悪い木を除去する作業です。通常、6月から8月にかけて行います。

枝打ち
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◆枝打ち

節のないまっすぐな良質な木にするための作業。
木材生産の目標に応じて生き枝をその付け根付近から除去する作業です。良質材の生産を目的としています。

間伐
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◆間伐

育ちやすいように密集した樹木の間引き作業。

混みすぎた森林を、適切な密度で健全な森林へ導くために行う間引き作業です。また、利用できる大きさに達した立木を、徐々に収穫するためにも行います。

主伐
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◆主伐

成長した木を伐り、用途にあった丸太に。

伐採時期を迎えた木を伐り収穫し、次世代のための土地再生を行います。一定区間にある木をすべて伐採する皆伐の他、部分的に伐採し、跡地に苗木を植え、樹木の世代交代を図りながら収穫していく方法があります。

集材・運材
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◆集材・運材

造材された木を集めて、市場などへ運ぶ。集材は、材地に散在している伐倒木や造材した丸太を林道端などの1ヵ所に集める作業。運材は、集材された木材をトラックなどに積み込み、木材市場や貯木場に運ぶ作業です高性能林業機械やヘリコプターも活用されています。

作業道整備

 作業道の作設や補修を行う作業。

 重機を用いて、土砂の掘削や路面整備を行います。

 林業は木材を生産するだけでなく、加工し流通させる

 業務も含まれます。伐採された木材は製材所で加工さ   

 れ、建築材や家具材、製紙、チップ化、電気を作る燃  

 料など様々な用途に用いられます。

 

 木材加工業務では、効率的な生産だけでなく、木材の

 品質管理や新しい製品の開発も重要です。

 

 流通業務では、製品としての木材を市場に届けるため

 の物流管理が行われます。​

木材加工
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 木材以外の森林資源を利用する業務もあります。

 きのこや山菜、蜂蜜、樹液など、森林から得られ

 る多様な特産物を生産し、販売する仕事です。

 これら地元の特産品として地域経済に貢献し、 

 その多様性を活かした新しいビジネスモデルとし

 て林業の一つの柱となっています。

林産物の生産
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林業はなぜ必要なのか?

~森を守るために、林業は必要不可欠です~

◆環境保護と気候変動への対応

 国土の約7割を占める森林は、私たちが生活する上で欠かすことのできない存在です。森林は、地球の肺と言われCO₂を吸収し酸素を供給する重要な役割を果たしています。
 林業を通じて持続可能な森林管理を行い、健康な森林を維持することは、環境保全の観点から非常に重要です。さらに、森林は生物多様性を保つための重要な生息地であり、また、二酸化炭素吸収だけではなく、水源涵養、土砂災害防止など様々な機能を持っています。しかし、近年、森林の荒廃や高齢化が進み、これらの機能が低下していることが問題となっています。

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